キッチンリフォームは高額な出費になります。そのため、上手くいかなかったからと言って簡単にやり直しは出来ません。

 

そのため失敗は絶対に避けたいものです。とはいえ、初めてキッチンリフォームをやるのにどう進めれば失敗せずに出来るのか分からない方が多いです。

 

ここではキッチンリフォームで失敗しないためのポイントをお話しします。

 

 

 

キッチンリフォームが失敗する５つのポイント

キッチンリフォームで失敗しないために押さえておきたいポイントがあります。

ここでは５つのポイントについて解説します。

 

こちらに気を付けることで、自分の満足のいくキッチンにリフォームすることができますので、参考にしてください。

 

 

１．キッチンリフォームで実現したいことがはっきりしていない

 

キッチンリフォームを考えているときは、頭の中で理想とするキッチンを思い描いています。

 

あるいは、インターネットや雑誌などから憧れのキッチンを見つけて同じようにしたいと思っているかもしれません。

 

でも、頭の中のイメージやインターネット・雑誌と同じ様にするのは待ってください。

 

そのイメージや写真のキッチンを自分の生活に取り入れても、便利にならないことがあります。

 

人によって生活環境は大きく異なります。

 

例えば、広い家に住んでる人、狭い家に住んでる人、子供と暮らしてる人、祖父・祖母と暮らしてる人など・・・

 

なので、自分の生活に合うようにキッチンリフォームをしないと、使いづらく感じ後悔が残るリフォームになります。

 

２．キッチンリフォームでやりたいことに優先順位がない

キッチンリフォームをするときは、あれもこれも取り入れたいってなりますよね。

 

だけど、物理的や金銭的に全てを実現することは難しいです。

 

事前にキッチンリフォームでやりたいことの優先順位が付けれていないために、何を取り入れて何を止めるのかの判断が上手くできず、後から後悔する事があります。

 

 

３．費用を抑えることに力を注ぐ

キッチンリフォームの費用は高額になりやすいので、少しでも費用を抑えたくなります。

 

しかし、費用を抑えるためリフォームしたい内容を妥協すると、実現したいことが実現できなくて不満の残るキッチンリフォームになります。

 

コストを抑えることは大切ですが、妥協して良い部分と妥協してはダメな部分を明確にしてコストとのバランスを取りましょう。

 

４．実物のシステムキッチンに一度も触れない

 

システムキッチンを選ぶ時は最初はカタログで目星をつけます。

 

何度もカタログを見ていると分かった気になったり、ショールーム等の実物を見に行くことが手間に感じたりします。

 

しかし、システムキッチンはカタログを見ただけでは実際の大きさ・色合い・使い勝手が判断できません。

 

実際にキッチンリフォームが完了して、家に設置されたシステムキッチンを見たり使ったりしてこんなんじゃなかったと後悔することがあります。

 

５．最初から１つの業者のみしか話をしない

複数のリフォーム会社と話を進めて行くのは、時間も多くとられるため手間ですよね。

 

その為に、１つの業者としかお話ししないのはもったいないです。

 

業者や担当者を１つに絞ってしまうと、業者が出来ること・担当者の今までの経験の範囲内でしか提案が出てこなくなります。

 

そのため、リフォーム後のキッチンに不満があると、他の業者ならもっと良い提案がもらえたのではないかと後悔します。

 

キッチンリフォームを成功させるための５つのポイント

前項で失敗してしまうポイントは分かりました。

 

では、キッチンリフォームを成功させるためにどんなところを注意したらいいのでしょうか。

 

ここでは、キッチンリフォームを成功させるために気を付けるポイントについてを解説します。

 

１．キッチンリフォームで実現したいことを明確にする

 

キッチンリフォームをするときは、自分の理想とするキッチンにしたいと考えます。

 

自分にとって理想とするキッチンとはどんなキッチンなのかを理解する必要があります。

 

理想とするキッチンを理解するためには今使っているキッチンを分析するといいでしょう。

 

具体的にはこちらで解説していますので、参考にしてください。

 

２．設備を増やす場合は、本当に必要なのか検討する

 

キッチンリフォームする機会に、今まで使用していなかった設備の導入する方が多いです。

 

導入した設備を有効に利用出来ればいいのですが、中には利用する機会が少ないままの方も見えます。

 

設置しようとしている設備を本当に使用するかどうか、今の生活環境を考えて判断したほうが良いです。

 

 

３．キッチンの動線を考える

 

キッチンのレイアウトを変更する時は、動きやすい動線になっているかをじっくり検討してください。

 

キッチンへの出入口の幅や作業スペースの広さ、冷蔵庫・収納棚との位置等が気を付けるポイントです。

 

動線を間違ってしまうと動きづらい、狭いキッチンになってしまい毎日のキッチン作業がやりずらくなってしまいます。

 

キッチンの動線やサイズについてはこちらの記事で解説していますので、ご参照ください。

 

４．システムキッチンの実物をショールームで確認する

 

カタログ等に載っているシステムキッチンの画像と実物には色合いだったり、サイズ感等に想定より差があります。

 

実際にこちらのような声が聞かれます。

これらは、実物を見て触れることで防ぐことができますので、時間を確保して触れることをお薦めします。

 

リフォームをする会社が決まっていれば、担当者に同行してもらうことで、設置したときのイメージを共有しながら決めることができます。

 

 

５．複数の信用できるリフォーム業者から選ぶ

 

キッチンリフォームを行う上で業者選びはとても重要です。業者選びでリフォームの成功・失敗が分かれるほどです。

 

その為に、複数の業者と話をしてその中でより良い業者に依頼をするのがいいです。

 

複数の業者と話を進めて行くのは、多くの時間がとられたり断りづらさもありますが、メリットもあります。

 

このため、より良いキッチンリフォームを行うためには複数の業者と話をして、より自分に良い条件やアイデアを引き出してもらいましょう。

 

マンションでキッチンリフォームする時の注意点とは？

ここまでは、戸建て・マンションの区別なく説明をしました。

 

ただ、マンションでは戸建てよりもリフォーム内容に制限が入ります。

 

リフォームをお願いするリフォーム業者はマンションリフォームの経験が豊富なリフォーム業者を選びリフォーム内容を相談しましょう。

 

マンションでキッチンリフォームをする場合のポイントをこちらの記事に纏めましたので見てください。

 

まとめ

キッチンリフォームで失敗しないために大切なことは、どのようなキッチンにしたいのかを明確にすることです。

 

そのうえで、費用とやりたいことの調整や実物のシステムキッチンに触れてリフォーム後のイメージを膨らませてください。

 

その助けになるのが経験豊富なリフォーム業者です。こちらでは経験のあるリフォーム業者を紹介してもらえるので、一度利用して見てください。