キッチンはレイアウトによって使い勝手に大きな違いが出ます。

 

でもキッチンのレイアウトは色々あるので、どのレイアウトが良いのか分からず悩む方が多いです。

 

この記事では使いやすいキッチンのポイントや、キッチンのレイアウトにはどんなのがあるのか解説します。

 

キッチンのリフォームを検討している方は、ぜひご覧ください。

 

 

 

使いやすいキッチンのレイアウトのポイント

使いやすいキッチンレイアウトにするためには、キッチン内の家具・家電の配置や動線をしっかり考えておくことが必要です。

 

そのためにも、最初にキッチン内での動きをお話しします。

料理をする際の動きから考えた配置

料理を作る手順はどのような料理でも大体こちらの通りになります。

 

食材の準備 → 食材を洗い切りしたごしらえをする → 加熱し調理する → 食器に盛り付ける → テーブルに置く

 

逆に、食事が終わった後の片づけはこのような流れになります。

 

テーブルから食器を回収する → 食器や調理器具を洗う → 食器・調理器具を片づける

 

上記の流れがやりやすいように右利きの人は右回りに、左利きの人は左回りに配置するのがいいです。

 

ワークトライアングルとは？

 

使いやすいレイアウトの形としてワークトライアングルという形があります。

 

ワークトライアングルとは、コンロ・冷蔵庫・シンクの３点を結ぶ３角形の動線です。

 

この３点の距離が適切だと料理がやりやすく最適なレイアウトだと言われます。

 

ワークトライアングルを作るポイントはこちらになります。

 

 

通路幅とキッチンの高さ

キッチンでは包丁や熱い鍋など危ないものを持つことが多いです。

 

なので料理中に動くのに余裕のある通路幅を確保したいです。

 

キッチンの高さもキッチンの使いやすさを左右します。

 

低すぎるキッチンは肩こりや腰痛を引き起こし、高すぎるキッチンは食材を切るときに力が入れずらくなります。

 

収納やコンセント・ごみ箱の位置

見落としがちなのが収納やコンセント・ごみ箱の位置です。

• 収納

収納は食器や調理道具を片付けるだけでなく、常温で置ける食材を保管する場所にもなります。

 

食材を取り出しやすく保管できる場所を確保しましょう。

 

• コンセント

最近は用途ごとに様々な調理家電が出ています。

 

今使っている家電だけでなく、将来的に欲しいと思う家電のことも考えて置く場所やコンセントの数を確保しましょう。

 

• ゴミ箱


よく見落とされているのが、ゴミ箱の配置です。

 

置く場所を確保し忘れるとせっかく良い動線のキッチンを作っても、ゴミ捨が邪魔になります。

 

キッチン内に無理やり置くと動きづらくなるし、キッチン外に置くと移動距離が増えます。

 

なので、ゴミ箱を置く場所も忘れずに確保してください。

 

 

キッチンのレイアウトは家具や家電の位置も大事

キッチンを使いやすくするためには家具や家電の配置も大事です。

 

気を付ける点をポイントについてお話しします。

 

よく使うものとたまにしか使わないものの配置

料理がやりやすいキッチンにするためには、調味料やキッチンアイテムの収納場所に気を付けましょう。

 

 

 

冷蔵庫の配置

冷蔵庫はよく使い、場所も取るのでキッチン全体の使い勝手に影響します。

 

 

調理家電の配置

キッチンで使う調理家電をの置き場所に注意が必要です。

 

 

 

キッチンレイアウトの種類

家庭用のキッチンで使われるレイアウトは主に３種類あります。

 

 

この３種類の内どれが良いかは、使う方のライフスタイルによりますので、それぞれの種類について解説します。

 

対面型キッチン

対面型キッチンはシステムキッチンの向きがリビング／ダイニングを向いているキッチンの事です。

 

 

 

壁付け型キッチン

キッチンが壁に接しているキッチンです。なので、料理などをしているときは壁に向かってやることになります。

 

 

独立型キッチン

リビング／ダイニングから独立した別の部屋にあるキッチンです。

 

 

キッチンのレイアウトについてはこちらの記事でも詳しく解説していますのでご参考にしてください。

 

 

便利なキッチンの収納術

キッチンの収納で大切なのは以下の通りです。

• よく利用するモノは目から腰の高さの範囲におく
• 使うモノと使う場所を近づけて配置する
• 配置を決めたらしっかりと守る
• 調理台にはモノを置かずに広々と使う
• 収納スペースの中も使いやすく整理する

 

まとめ

キッチンは毎日使う場所なので、キッチン全体で使いやすくなるように考えてください。

 

自分で考えるだけでなく多くのキッチンリフォームを手掛けてきたプロの目線でアドバイスをもらうと使い勝手の良いキッチンにリフォーム出来るでしょう。

 

それでは、リフォームで快適なキッチンを手に入れてください。