キッチンの解体はキッチンを撤去したい場合だけでなく、交換する場合も必ず必要な工事です。

 

キッチンを解体する際に掛かる費用についてお話します。

 

 

 

キッチンの解体に掛かる費用

 

既存のキッチン解体を行うのに必要な費用相場は45,000円～80,000円が相場になります。

 

キッチン本体を解体するのに必要な費用の内訳は以下のようになります。

 

キッチン周りにある設備などの撤去費用については以下のようになります。

 

 

 

キッチン撤去の流れ

キッチンを解体した場合、どのような流れで解体され、キッチンが処分されていくか見ていきましょう。

 

キッチンを解体

作業前に養生を行い、水道・ガスを止めます。キッチンの扉や引き出し等のすぐに外せる部品を外し、キッチン上部の吊戸棚や、レンジフードを外していきます。

 

次にガス管、給排水管を外し、シンクやガスコンロを外します。最後に残ったキャビネットを解体したら、水道やガスが使用できるように配管止めを行い作業を完了します。

 

解体したキッチンの廃材の処分

解体したキッチンの廃材は解体をした施工会社が産業廃棄物を取り扱う産業廃棄物処理業者に渡します。

 

産業廃棄物処理業者は廃棄物の排出抑制、適正な処理、再生利用等を目的とした「廃棄物処理法」にのっとって、リサイクル工場で木材や金属、ガラス、コンクリート、プラスティックなどをリサイクルします。

 

処分が完了したら、処理状況を帳簿などに記載します。

 

こちらのようにシステムキッチンはただ解体するだけでなく、解体によって出た廃材の処分を法律にのっとって行う必要があります。

 

 

システムキッチンの解体はDIYでできるのか？

 

システムキッチンの解体を自分で出来るか考える方は少なくありません。

 

実際に、システムキッチンの解体を自分でやる方も見えます。

 

ではDIYでやるメリットは何でしょうか？

これぐらいが挙げられます。

 

では、逆にデメリットは何でしょうか？

以上の事が挙げられます。

 

こう見るとメリットは少な目でデメリットの方が多いように見えます。

 

特に廃材については専門の廃材処理業者を見つけて処分してもらう必要があるので、業者を探す手間もかかってきます。

 

それを考慮したうえで自分で解体するか検討してください。

 

あと、普段慣れない事をするのでケガには十分に気を付けてください。

 

 

キッチンの解体を業者に依頼する時の注意点

キッチンの解体はやはり専門の業者にお願いしたほうが安全・安心です。

 

でもどういう業者にお願いしたら良いのでしょうか？

 

解体業者を選ぶ時のポイントを解説します。

 

建築業の許可を取っている業者

内装の解体工事の場合は、資格が無くてもできます。なので、無資格の業者まで様々な業者がいます。

 

安心して解体作業をお願いするには、解体工事業や土木工事業、建設工事業などの建設業許可を持っているか、解体工事業登録を行っている業者に解体を依頼すると安心です。

 

また解体時に、電気・ガス・給排水を伴う工事をする場合は、それぞれで資格が必要になるので資格の有無を確認しましょう。

 

経験豊富な業者に依頼する

業者のホームページから施工事例が豊富で、こまめに事例が更新されている業者が安心できます。

 

解体に特化した専門業者

業者にも得意・不得意な工事があります。解体を専門にやっている業者の方が、納得いく仕上がりになります。

 

また、専門ではない業者に依頼すると他社に依頼する事もあり、費用が嵩む事があります。

 

 

まとめ

システムキッチンの解体は個人で出来ますが、廃材等をどこで処分するか考えるとやはり業者にお願いしたほうが手間もかからず済みます。

 

キッチンのリフォームをするときに同時にお願いできるといいですので、こちらでは実績のあるリフォーム業者を紹介してもらえるので利用してみてください。